検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

口頭

ミミズの活動が土壌からのCO$$_{2}$$放出に与える影響

田中 草太; 永野 博彦; 安藤 麻里子; 小嵐 淳

no journal, , 

ミミズは、土壌生態系改変者として土壌の有機物を分解するとともに物理構造を改変することで、土壌炭素の分解・貯蔵に影響を与えている。これまでにミミズの活動によって、土壌炭素の分解が促進されるか遅延されるかについては、意見が分かれており、結論が得られていない。本研究では、ミミズの活動が土壌炭素の分解・貯蔵に与える影響は、時間軸によって異なるという仮説をもとに、土壌から放出されるCO$$_{2}$$と形成される土壌団粒の定量評価が可能な実験系を構築することで、ミミズが土壌炭素に与える長期的な分解・貯蔵作用について検証した。

口頭

ミミズのフン団粒が土壌からのCO$$_{2}$$放出に及ぼす影響

田中 草太; 永野 博彦*; 安藤 麻里子; 小嵐 淳

no journal, , 

本研究では、土壌から放出されるCO$$_{2}$$と形成される土壌団粒の定量評価が可能な培養実験系を構築し、ミミズが土壌からのCO$$_{2}$$放出に与える影響を短期的および長期的に評価した。ミミズを投入した土壌(ミミズ区)に対して、実験フェーズ1($$sim$$28日)とミミズ除去後のフェーズ2(28$$sim$$181日)において、土壌からのCO$$_{2}$$放出速度を測定した。ミミズを投入しない土壌(対照区)も用意し、同様にCO$$_{2}$$放出速度を測定した。その結果、フェーズ1(14$$sim$$28日目)では、ミミズ区のCO$$_{2}$$放出速度が対照区よりも有意に高くなったが、フェーズ2の後半(122$$sim$$181日目)ではミミズ区のCO$$_{2}$$放出速度が対照区よりも有意に低くなった。また、耐水性団粒の形成をミミズ区と対照区で比較すると、直径2mm以上のマクロ団粒の増加が認められた。以上より、ミミズの活動により、初期段階では土壌有機物の摂食によって土壌からのCO$$_{2}$$放出が促進されるが、長期的には形成されたマクロ団粒による土壌有機炭素の隔離が生じ、CO$$_{2}$$放出が抑制される可能性が示唆された。

2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1